無痛治療---歯髄を取らない無痛治療---
小笠原歯科診療所では、ケガや虫歯で歯髄が露出した場合、歯髄を取らずに生かしたまま、数分間で痛く無く治せます。それは、直接覆髄法ァ)と生活歯髄切断法ィ)という方法を用いているからです。
※上記の治療方法を写真やイラストを準備中。
この方法の基となる考えは1938年にドイツで公表されました。しかし、その考えのままの方法では、一般的に時間がかかるため、私が3分間+1分間+セメント硬化時間5分間で出来る方法を1966年9月に考案し、それ以来39年間実施しています。時間もかからない上に、被せる必要が減り、すぐに詰めることもできます。
歯髄を取らずに無痛で歯は生きたまま治ります。この方が痛く無く、丈夫で長持ちします。
一般的には、歯髄が見えたら歯髄を除去し、根管治療をしなければならないため、手間がかかり、普通の診療では、歯髄の近くの虫歯はそのまま残して治療を進めています。
仮に歯髄を除去しても、その後の歯内療法は直接見ることのできない細い歯根の中の手探りの治療であり、しかも時間と回数がかかります。
その結果、虫歯が中で進んだら、やり直しになり、また、神経を失った歯は詰めるだけでは済まなくなり、何度も通院して根管治療して被せなければならない上、被せても、根が痛んだり、膿んだり、腫れたり、また、歯根が割れて抜くことになります。
ですから、虫歯は初期の軽い内に治療を丁寧に行うことがきわめて大切です。
---1回ですむ根管治療=歯内療法---
歯髄が死んだ歯の歯内療法19)は国際規格に基づいた無痛的な1
回法のApical Sheet法を実施しています。その日に仮の歯が入って形が回復して、食べられます。
その際、 鉛の隔壁で区切られた各診療室にはX線装置があり、現像する必要の無いデジタルX線画像処理装置 3)で、2秒後には確認診断できます。ご希望があれば、その場でカラー表示して解説し、そのプリントをお渡ししています。
デジタルX線画像処理装置: :Dixel 3)は、X線被曝線量が通常の1/10〜1/16と少ないため、アメリカやイギリスでは鉛の防御エプロンの使用を止めたとの情報がありますが、
当院では鉛入りエプロンを毎回使ってX線被曝を防御しています。歯科用X線フィルムはKodak社の高感度フィルム Insight を使っています。
パノラマX線写真6)はカセットを使った60倍の増感撮影ですから、1枚の曲面断層写真を撮影しても、普通の歯科用標準型X線写真撮影よりもX線被曝線量は少なくなります。
時には、1歯の歯内療法に3時間を費やしても抜歯しないように努力しています。
現在はとくに困難な彎曲歯根や複数根の歯では, 0.125mmの精密度で撮影できる3DX Cone Beam-CT で検査して診療しています。
その際のX線被爆線量は高感度フィルム撮影の1〜2枚分です.
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